第35回國華賞に泉武夫氏「古代中世絵絹集成」

アート・カルチャー
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)と國華社(主幹:佐野みどり)は、主催する第35回國華賞の受賞者を10月7日付で以下のように発表しました。
●國華賞 泉武夫氏(東北大学名誉教授)『古代中世絵絹集成―基底材の美術史―』(中央公論美術出版)
●國華奨励賞 田辺理(ただし)氏(京都大学特定准教授)『ガンダーラの仏教彫刻と生天思想』(同)
●國華展覧会図録賞 橋本遼太氏「あこがれの祥啓―啓書記の幻影と実像―」展図録(神奈川県立歴史博物館)
國華賞は、日本・東洋の美術に関する優れた研究に対して贈られます。本年度の選考は、小林宏光氏(上智大学名誉教授)を委員長とする12人の選考委員により行われました。受賞者には國華創刊百周年記念顕彰基金から賞状、副賞、記念品を贈ります。贈呈式は26日(木)午後6時から東京・築地の朝日新聞社新館レセプションルームで行います。
國華社が編集している月刊誌「國華」は1889年に岡倉天心らが創刊、世界最古とされる美術研究誌で、朝日新聞社が発行を支援、朝日新聞出版が販売しています。
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